今日の一枚。 ときには目に余るものだけが目に付くものだけれど。 それもまたしょうがないこと。 こうあるべきという自分の型はだれにでもあって、だれでもひとのことを自分の型にあてはめたくなるものだから。 ひとを自分の型にあてはめたくていろんな手を…
今日の一枚。 いつもなにかを考えていなければ気が済まない性質だから。 頭を空にしてしまえば楽になることもわかっているけれど。 それができないからこそ考えるのでは? 仮に考えに考え抜いた今がうまくいっているのならばそれもまたいいのでは? 考えに考…
今日の一枚。 自分自身との対話の時間だ。 何を求め、何を省くか、自分がなりたいのは何者か。 そろそろそんなことを考えてもよい時間なのではないだろうか。 夢中になってがむしゃらになって、そうやって過ぎ行く時間があってもいい。 しかし、いつも疲れ果…
今日の一枚。 答えはいつも最初に提示されているものでしょう? そしてそれはいつも正しいのでしょう? でも、それをなかなか信じることができないから、その確証がほしくていろんなことをして、ときに右往左往するのでしょう? 最後はいつも自分なりの答え…
今日の一枚。 それが神秘なのかどうなのかはどうでもよいことではありませんか。 それがただ目の前にある。 目の前にあった。 それだけのことでしょう。 深く考えてみることもときには大切だけれど、考えてもわからないこともまだまだたくさんあるでしょう。…
今日の一枚。 意志が強かろうと弱かろうと、なすべきことはなされる。 なされるべくしてなされていることに意志は関係ない。 必要だからこそ実行され、不必要だからこそ行使されない。 ただそれだけのこと。 できたからと喜ぶことはなく、できないからと悲観…
今日の一枚。 その枠に収まりきれないならば。 自分で枠を作りだすしかない。 椅子取りゲームではないのだから、居場所がほしいならば、自分で自由に作り出せばいい。 たとえそれがどれだけ不格好でも、人が作り出した場所に文句を言いながら寄生するよりは…
今日の一枚。 己の進んだ道は善なのか悪なのか。 なぜその裁きを人に委ねるのか。 絶対的な善を信じてその道を選んだのではなかったか。 たとえその道が悪とされようとも自分の中にある善を信じると誓ったのではなかったか。 なぜ今になってそれを疑うのか。…
今日の一枚。 理想とする形、ありたい形は見えているだろうか。 それはぼんやりとした夢だろうか。 それなのに、最も理想とすべきではない形はよく見えている。 隅々まで細かな細工までよく覚えている。 そこまで細かに観察し研究したのならば、そうなるのは…
今日の一枚。 道はいずれは開くもの。 どれだけ路頭に迷おうとも、どれだけ回り道しようとも。 いずれは必ずその道にたどり着く。 すんなりたどり着く道もあれば、苦難の末にたどり着く道もある。 それはそれ、必ずいつか辿りつくと信じてさえいれば、早い遅…
今日の一枚。 常に輝けるように己を磨き続ける。 いつでも立ち上がれるように、いつでも応えられるように。 自己鍛錬はいつでも欠かすことはなく。 己を磨くことを生きがいとするのもまた大いによろしい。 ただ、磨かれ研ぎ澄まされた刃は眺めるためにあるの…
今日の一枚。 もし、今そこになんの制限もないとしたら、なにをするだろうか。 なにをしてもかまわないとしたら。 きっとやってみたかったことをするのではないか。 当然ながらやりたくないことはやらないのではないか。 しかし、やってみたいことをやらず、…
先日、山菜を採りに山中へ踏み込んでみた。 思いがけずタラの木が群生しているスポットを発見し、タラの芽をたくさんいただいてきた。 いろいろと口にする山菜の中ではタラの芽が最もパワフルな気がする。 パワフルという意味においては、行者ニンニクが一番…
今日の一枚。 逆転の発想を見つけること。 ただそこにあるものを、ただ見つめることは重要。 しかし、ときにはそれを疑い穿った目で見ることも重要。 ただ、どちらの視点も地に足がついていてこそ。 地に足がつかないならば、いっそのこと宙で逆立ちしてみる…
今日の一枚。 単なる思い込みという可能性はないだろうか。 ありもしない勝手に作り上げた想像上の出来事を真実であると決め込んでいないだろうか。 重いものほど落下しようとする力は強くなる。 感情に引きずられることなく、感情のゆらぎに影響されること…
今日の一枚。 外からもたらされる波紋は一見内側までも揺るがしてしまように見えるけれど。 実はそれほどではないもの。 どれだけ外から深い感動を得たとしても、いずれそれは薄れて忘れてゆくものでしょう。 朝にもたらされた福音でも、夕暮れにはもう忘れ…
今日の一枚。 みっともなく乱れてしまったことをふと振り返って自己嫌悪に陥る。 それもまたいい。 今は振り返るだけの余裕があるということだ。 恥ずかしく思うならば、それもまた今の余裕のあらわれ。 ほんとうに手一杯ならば、昨日を振り返る余裕すらない…
今日の一枚。 導かれてやってきたこと、自分の足で歩いてきたこと。 それはどちらも同じことなのだろう。 自分の力の小ささを知り、大いなる導きに引き寄せられてやってきたことに感謝するのは大いに結構。 だが、どのような導きがあったにせよ歩いてきたの…
今日の一枚。 隠されたものへの畏怖。 それは隠されているからこそ価値があるものなのではないだろうか。 タネを知ってしまえばなんのことはない。 だが、タネを知ってしまった瞬間から、楽しむこと、驚くことができなくなるのではないだろうか。 そっと神秘…
今日の一枚。 風向きを変えたいだろうか。 しかし、変えたいと思わずともいずれは変わる。 変わらなければよいと願っても、いずれは変わる。 その時々の最善を尽くすために動くしかない。 すべてを自在に扱えるならば、そもそも何もする必要がないのだから。…
今日の一枚。 その足元は盤石といえるだろうか。 安心した末の慢心のもとにこそ、足元のゆらぎは現れる。 そこにあるものはいつまでもそこにはない。 手にした栄華もいつかは離れてゆくものなのだから。 ゆらぎは忘れたころにやってくる。 あたりもしない占…
今日の一枚。 終わりははじまり。 はじまりは終わりのはじまり。 必ず節目はやってくるものなのだ。 はじまったままのもの、おわったままのもの、そういう状態を永遠と呼ぶのかもしれない。 しかし、残念ながら、人に永遠はない。 だからこそ、人はそこに光…
今日の一枚。 救いを求めるものへ。 この世に生きることはつらく険しく厳しいものだろう。 なのに、それを重々承知のうえで日々を生き、朝になれば目覚めて懸命に動き、夜には眠る。 いずれそれも終わりすべては報われるものとどこかで信じているのだろうし…
今日の一枚。 信じられるかどうか、信用に足るのかどうか、それはあなたが決めること。 信じない、信じられないというならば、それはそれまでのこと。 信じるというならば、それはそれでどこまでも。 最後の最後はいつだって自分の中の基準だけをもとにして…
今日の一枚。 大丈夫、気持ちはちゃんと伝わっています。 時間をこえて、空間をこえて。 そこにあって目に見えるかどうかなんて問題ではないでしょう。 すぐそばにあって触れられるかどうかが基準ではないでしょう。 あなたのことを思うとあなたのことを思い…
今日の一枚。 間違いなんてひとつもないけれど。 それがほんとうにそれでよかったのか、振り返ることは大切なこと。 間違いはないのだから、正解もないものなのです。 振り返りながらよりよい道を探すのもまたひとつのありかたでしょう。 昨日のことを振り返…
今日の一枚。 ただ目の前にあるものに注目しているけれど。 肝心なことは思いもよらなかった足元からやってくるものかもしれない。 ただ前を向いて歩くことは大切なこと。 でも、足元がおぼつかないのに前だけを向いているのは大けがのもと。 今は視野を広く…
今日の一枚。 いつも目指すところはあるけれど、それが本当に自分の目指すべき場所なのか、そんなことはいつになってもわからなくて。 それでも他に目指すあてがあるわけでもないから、とりあえずそこへ向かう。 そうやってどうにかたどり着いた場所は、まあ…
今日の一枚。 時間が経てばいろんなものが変わってゆくように見えるけれど。 変わらないものも少なからずあるものでしょう。 大きな流れの中では変わらないものなんて一つもないかもしれないけれど。 小さな流れの中では変わらないものはいくらでもある。 き…
今日の一枚。 ときにはひとり静かに物思いにふけることも大切なもの。 ただただひとり自分の深いところへ沈んでゆく時間。 たまにはそんな時間があってもいい。 そんな時間があなたを新しい場所へつれてゆく。 自分の中にあったのに気づかなかった場所を見つ…