ain't that just the way

よしなしごとをそこはかとなく

今日の一枚 2017.6.23

今日の一枚。 普段表に出ることのない強い思いはいつまでも奥底に眠っているものではない。 かならずなんからの形でそれは表に現れる。 力は代弁の場を求める。 抑えつけられる力は逃げ場なくそこにとどまるものではない。 力は動き続けなければならない。 …

今日の一枚 2017.6.22

今日の一枚。 ほんの少しだけ、少しだけ力をゆるめてみませんか。 力が入りすぎて自分らしさが押し込められていませんか。 ときには全身に力を入れて岩のようにぶつかっていかなければならないこともあるけれど。 いつでもそれでは疲れてしまうでしょう。 た…

今日の一枚 2017.6.21

今日の一枚。 今いちばん何をしたいだろう。 なぜそれが今できないのだろう。 しがらみや先にこなさなければならないと思い込んでいることに囚われていないか。 今やりたいことは今だからやりたいのではないだろうか。 いつかいつかと思っているうちにそれは…

今日の一枚 2017.6.20

今日の一枚。 できれば何の見返りも期待せずに好意を与え続けたいものだけれど。 どうしても見返りを求めてしまう。 見返りのない現実に、これだけしてあげたのにと幻滅もしてしまう。 でも、それは醜いことでもなんでもなくて。 そうなってしまうのだからし…

今日の一枚 2017.6.19

今日の一枚。 そのままでよいのかどうかを考えるとき。 放っておけばどこまでも堕落してゆくのならば、あえて精進の道を目指さなければならない。 今が自堕落であると思うならば、どうやって状況を変えてゆくべきなのかを考えるべき。 自堕落であることを自…

今日の一枚 2017.6.18

今日の一枚。 ちょっとだけ覗いてみては尻込みしてしまう。 それは神々しすぎてなのか、禍々しすぎてなのか。 わけのわからないものは、わけがわからないからこそ恐ろしくもあり崇めたくもなる。 わけがわからないままにするもまたよし。 わからないからこそ…

今日の一枚 2017.6.17

今日の一枚。 ほんの少しだけ休んでもよいのでは。 ときにはただ自分の中に沈んでゆくのも悪くはなくて。 誰のために一生懸命になっているのかといえば、突き詰めてゆけば自分のため。 親のため子のために一生懸命なのだと言うかもしれないけれど。 親なり子…

今日の一枚 2017.6.16

今日の一枚。 迷いに迷うこともあるけれど。 それでもよいのではないでしょうか。 決められないままに時間ばかりが過ぎてゆくように思うかもしれないけれど、それは迷うための時間なのかもしれません。 ときに迷うことも必要でしょう? すべてをそのとき判断…

今日の一枚 2017.6.15

今日の一枚。 必ず報われるものです。 どれだけ大変な思いをして、どれだけ苦しくても、それは必ず報われるものです。 それがいつのことなのか、というのは教えてあげられないけれど。 必ずいつかは報われるということだけは覚えていてください。 でも、もし…

今日の一枚 2017.6.14

今日の一枚。 進まざるを得ない瞬間。 自分の意志とは関係なく進まざるを得ないこともある。 それはなされねばならないことだから、そういう事の進み方をするだけのこと。 押し流されているようでいて、実は自分の奥深くに眠る意志のもとに自らが動いている…

今日の一枚 2017.6.13

今日の一枚。 公平で平等であろうとするほどに生まれる差。 すべては同じではないがゆえに差は生まれる。 すべてを同じとしてならべるならば、余剰を切り取り不足を補充する必要があるだろう。 だが、それが正しいのかどうかはわからない。 ただひとついえる…

今日の一枚 2017.6.12

今日の一枚。 あなたは許してくれますか。 どれだけ謝ったところでどれだけ高価なものを引き換えにしたところで、失ったものや時間はもう戻ってこないものなのかもしれないけれど。 なにかをしてもらったところで何かが変わるわけでもなくて。 ましてや金品…

今日の一枚 2017.6.11

今日の一枚。 執念あってこその栄える生き様。 生への執着あってこそ存分に生きられる。 捨てられないものを無理に捨てるから虚無が生まれ虚しさに苛まれる。 今必要なものを今捨てる必要はない。 捨てることはいつでもできる。 いずれ捨てるものならば、存…

今日の一枚 2017.6.10

今日の一枚。 今しかできない取引がある。 今しか採れない山のもの、海のもの、どうしても必要とするならば、それなりの対価も必要となる。 取引は信用である。 安く見積もった価値を強要したり、高すぎる価値の設定は、いずれ破綻を呼ぶ。 なぜその価値とな…

今日の一枚 2017.6.9

今日の一枚。 今必要なものは花ではないと言うけれど。 救われたいのは今であって、来世なのではないと言うけれど。 今は花をさしあげるくらいしかできることがないのです。 助けてあげたいのはやまやまだけれど、助かろうとする意志がなければ助けることが…

今日の一枚 2017.6.8

今日の一枚。 無理に子供のように無邪気である必要もなくて。 年を重ねてゆけばそれなりに知恵もついて、無条件に無邪気でいられなくなるのは当然のこと。 ただ、それでもそれなりに面白いことはあって、子供のころとは違ったものの見方を楽しめるというか、…

今日の一枚 2017.6.7

今日の一枚。 いつかは自分の役に立つもの。 たとえば学校の勉強。 何の意味があるのかわからないままに暗記するものもあったけれど。 暗記した内容の意味がわかったのは何十年も経ってから。 はじめてその暗記したものの良さを知った。 一生その意味を知る…

今日の一枚 2017.6.6

今日の一枚。 そういうものだから。 なぜだろう?と思うことは多いかもしれないけれど。 すべては、そういうものなのだ。 思い通りにしたくて、その通りにする方法が知りたくて、本質から離れていってしまっては元も子もない。 それならば、そういうもの、と…

今日の一枚 2017.6.5

今日の一枚。 勇気を振り絞って一歩を踏み出す力はいつか必要になるものだけれど。 そこに楽しみを見出すことはいつでもできることではない。 楽しみながら一歩を踏み出せというけれど、それができれば誰も苦労はしないし悩みもしないだろう。 踏み出す前に…

今日の一枚 2017.6.4

今日の一枚。 言葉なくして伝えられればそれは素敵なことかもしれないけれど。 言葉ありきで伝えるからこそ素敵であることもまたあるはず。 言葉を用いずに、ただ察してあげること、察してもらうことを理想とするかもしれないけれど。 それはそうもいかない…

今日の一枚 2017.6.3

今日の一枚。 それがよいのかどうか、自分に問うてごらんなさい。 その答えはいつも即答で、間髪を入れずにやってくるでしょう? ただの勘だから、根拠のない直観だから、そうやって受け流してしまうことが多いけれど、最初に自分で出したのはその答えでしょ…

今日の一枚 2017.6.2

今日の一枚。 ほんの少しだけ時間をおいて、少しだけ距離をおいてみる。 それは思わぬものを見出すことがある。 手になじまなくなった手道具も、しばらく使わずに時間が経ってからあらためて使ってみると、思いのほか手になじむことがあるだろう。 知らず知…

今日の一枚 2017.6.1

今日の一枚。 静けさを求めるのもまた良し。 ただ、静けさは騒がしい物事の後にこそ訪れるもの。 静けさを求めれば求めるほど、それ相応の騒がしさが必要になる。 静かな時間に身を置きたいならば、騒々しい時間を経なければならない。 騒々しさを求めるとき…

今日の一枚 2017.5.31

今日の一枚。 やりたいようにできているだろうか。 ほんとうにやりたいことができているだろうか。 ふと我に返ったとき、自分に恥ずかしくない生き様を貫けているだろうか。 自分のために、ただ自分のためだけに。 自分自身に引け目なく恥ずかしくない生き様…

季節が君だけを変える

今から30年近くも昔のこと、おれたちにはヒーローがいた。 絶対的で最高にイカしてクールでパンクでロックなヒーローがいた。 彼らがバンドを解散するころ、おれたちは鼻水を垂らしながらランドセルを背負っていた。 本格的に彼らのことを知ったのは彼らの最…

今日の一枚 2017.5.30

今日の一枚。 どうしていいのかわからないならば。 ただにっこりと微笑んであげてはいかがですか。 微笑みだけで救われることだってあるのだから。 微笑んでくれる人が一人でもいるだけで、そこにいてもよいのだと思えるでしょう? ただ微笑んであげられれば…

今日の一枚 2017.5.29

今日の一枚。 信念は雑念の中から現れるもの。 自分の心の中心は中心以外の雑多な思いがあってこそ感じられるもの。 雑念の塊であろうがなんだろうが、それでよいのではないだろうか。 なぜ尊くありたいのか、なぜよくありたいのか、なぜそこにたどりつけな…

今日の一枚 2017.5.28

今日の一枚。 花はそう簡単に散りません。 どんな嵐に見舞われようとも、その役目を終えるまでは散ることができないのです。 可憐に散りゆくことは儚くもなんともありません。 お役目を終えた花は何の未練もなく散りゆくだけです。 散りゆく様が哀れに見える…

今日の一枚 2017.5.27

今日の一枚。 ほら見て、きらきらしているでしょう? でもそれは一見きらきらとして見えるかもしれないけれど、ただの虚像でしかないもので。 ほんとうにきらきらした自分は自分からはそう簡単に見えない。 なにかきらきらしているように見えるそれは薄暗い…

切って貼った日々

以前、切り絵の制作に没頭した日々があった。 なにを求めるわけでもなく、なにを目指すわけでもなく。 ただひたすらに写真から図案を起こして切っては貼る日々。 完成品の出来の良し悪しと図柄の好みをなんとなく眺めてはファイルにとじる。 最近はなかなか…