ain't that just the way

よしなしごとをそこはかとなく

今日の一枚

今日の一枚 2017.4.19

今日の一枚。 サインは常にあるもので、それが見えているかどうか、それに気づいているかどうか。 それだけのこと。 ひとつのことを考えながら歩いていれば、他のことが目に入らないのも当たり前のこと。 わき目も振らずに突き進むのも悪くない。 しかし、ふ…

今日の一枚 2017.4.18

今日の一枚。 ただただ感ずるままに振舞ってごらんなさい。 そのソロパートにはそもそも譜面がないのだから。 好きなように盛り上げてごらんなさい。 心地よいものを連ねてゆけばよいのです。 自分がそこに没頭し集中すればいずれそこには神が宿るものです。…

今日の一枚 2017.4.17

今日の一枚。 手を差し伸べることはいつでもできるから。 ただ見守る時間を大切にしたいのです。 どうしても立ち上がれなくなったとき、手助けしてあげたいと思うのです。 だから今は好きなように思うようにしてごらんなさい。 好きなように、思うように。 …

今日の一枚 2017.4.16

今日の一枚。 愛しているし愛されていることも知っているけれど。 どうしても言葉でそれを伝えねばならないような気がする。 そして、どうしても聞きたくなる。 そうやっていつも安心して眠ることができる。 赤子のようにいつまでも母の肌に身を寄せていられ…

今日の一枚 2017.4.15

今日の一枚。 百花繚乱の真骨頂を見せてごらんなさい。 咲いてこそ花。 咲いて咲いて咲き乱れてごらんなさい。 いずれは儚くなる花だけれど、咲いているうちこそがまさに花。 今咲かずしていつ咲く花なのでしょうか。 咲かせる色形はあなた次第。 好き好きに…

今日の一枚 2017.4.14

今日の一枚。 夜明け前が最も暗い。 跳躍の直前こそ最も身体は沈み込む。 押し付ける力が大きいからこそ揺り返しも大きくなる。 爆発の力を侮ってはいけない。 押し込められた圧は刺激によって解放される。 その瞬間を見逃さず最大の出力を利用するとき。 <…

今日の一枚 2017.4.13

今日の一枚。 誰になんと言われようとも、自分のために踊る。 そこには信念があるから。 笑いたければ笑うがいい。 気にせずただ踊り続けるだけだ。 誰に見せるための踊りでもないから、作った笑顔で媚びることはない。 誰も巻き込むことはしない。 押し付け…

今日の一枚 2017.4.12

今日の一枚。 できれば穏やかにありたいと願うけれど。 そう願うほどに心乱れてしまう。 でもそれは乱れと呼ぶには大げさすぎるような、ほんの些細なゆらぎでしかなくて。 そんな些細なゆらぎすらも気になってしまうほどに、心ささくれ立ってしまうこともあ…

今日の一枚 2017.4.11

今日の一枚。 それはそれだろう。 別々のことを一つにして考える必要はない。 逆に、一つに見えることをばらばらにして考えると楽になることがある。 悩みを生みだし悩むのはしかたがない。 ただ、必要以上に悩みを大きく育てて、生みだした当人がそれに囚わ…

今日の一枚 2017.4.10

今日の一枚。 人は考えるようにできているものだから、ちょっとした出来事に遭遇しただけで、すぐに頭がいっぱいになってしまうもの。 でも、それでよいのではないでしょうか。 だって、そういうふうにつくられているのだもの。 人は考えずにはいられないも…

今日の一枚 2017.4.9

今日の一枚。 清らかでなくとも、優秀でなくとも、どれだけ自分のことが嫌いでも、決して見捨てはしません。 ただそこにいてくれればそれだけでいいのです。 自分らしく、自分の思うように、ただ生きていてくれればそれでいいのです。 あなたに求めることは…

今日の一枚 2017.4.8

今日の一枚。 必ずどうにかなるものだ。 八方塞がりで自分の手も足も出ないならば、素直に他人に救いの手を求めてみるといい。 助けを求めて真摯に祈り願えばいい。 自分の手が使えないならば、人の手を借りるまでだろう。 捨てる神あれば拾う神ありと言うだ…

今日の一枚 2017.4.7

今日の一枚。 花は必ず開くものです。 毎日毎日大切にお世話をして、話しかけてあげてください。 その花はあなたのために咲きます。 だから投げ出さずに毎日見つめてあげてくださいね。 いずれ言葉が通じてお話ができるようになるでしょう。 ただ信じてやっ…

今日の一枚 2017.4.6

今日の一枚。 乱れに乱れてこそ調うというものではありませんか。 常に整った弦ほど扱いづらいものはありません。 その日の気温や湿度によって弦の調子は変わるものです。 それを標にしてはじめてそのときのありかたを決められるのではないでしょうか。 調弦…

今日の一枚 2017.4.5

今日の一枚。 力でねじふせて屈服させたくなるのはわかる。 腕っぷしで支配するのはいともたやすい。 屈服させ、従わせることはとても気持ちが良いことだろう。 他を征服し、誰よりも上に立ち、崇められたいと誰しもどこかで願っているものだ。 だからこそ無…

今日の一枚 2017.4.4

今日の一枚。 ときには些細な言葉に傷つくことも傷つけられることもあり、それは誰にでもあることでしょう。 言葉の持つトゲに敏感であるがゆえに、何気ない一言に傷ついたと責め立て、責め立てられて。 優しく見える言葉は一見口当たりがよくて柔らかく感じ…

今日の一枚 2017.4.3

今日の一枚。 つぼんだ花はいずれ開いて咲いて、いつか必ず散ってゆくもの。 ずっと咲き続ける花はなく、それがゆえに何度も花を咲かせられるのです。 うまく咲かせることができなくても、また何度も咲かせることができるでしょう。 散らない花でありたい気…

今日の一枚 2017.4.2

今日の一枚。 すでに知っているだろう。 どうすればよいのか、それはもうすでに知っていることなのではないだろうか。 答えはもうすでに出ているはずなのだ。 その答えの正しさなど証明できるものではない。 ただ今は心の中の燈明に導かれて進むだけだ。 一…

今日の一枚 2017.4.1

今日の一枚。 それはただの愛なのかもしれません。 とはいえ、ただの愛ほど尊く得難いものもないでしょう。 ただの愛はただ純粋な愛であり何の色もついていません。 何も思うことなく自然に手を差し伸べる慈悲の施し。 何も求めないただの愛。 慈悲の施しを…

今日の一枚 2017.3.31

今日の一枚。 生まれてくるもの。 生まれくるものへの祝福。 生まれてくることへの恐れ。 歓迎する立場と歓迎される立場の違い。 幾億光年離れた地点から見る新星は美しい光。 新星の誕生する地点では古い星が死んでいる。 観測点の違い。 <RIDER-Waite TAR…

今日の一枚 2017.3.30

今日の一枚。 見えないものを見ようとする。 見る必要がないから見えない。 無理に見ようとするからおかしなことになる。 自分が感じられないものは自分の世界には必要のないもの。 知らなくてよいこと、知らないほうがよいものは山ほどある。 知れば余計な…

今日の一枚 2017.3.29

今日の一枚。 長い戦いに一つの区切りを感じる。 が、戦いそのものは終わってはいない。 しかし、戦いを休むための一つの落としどころを見つけたような気がする。 そこに安息を見出すか、新たな戦いのための準備期間とするか。 優秀な戦士は休息にも重きを置…

今日の一枚 2017.3.28

今日の一枚。 一見すると勇ましく見える虚勢。 誰もがそうなのかもしれない。 自信ありげに見えるものも、実は奥底では不安と戦い続けているもの。 何が起こるかわからない現実には常に不安がつきまとうもの。 しかし、だからこそ逆転の期待もできるというも…

今日の一枚 2017.3.27

今日の一枚。 満ち足りていながらも満たされないもの。 物質的な裕福さとともにある精神的な渇望。 満たされないからこそ追い求める。 いつまでもそれは満たされることがないのかもしれない。 それが満たされてしまったときに訪れるものは虚しさでしかないか…

今日の一枚 2017.3.26

今日の一枚。 勝利の凱旋。 誰もが認める戦果とともに堂々たる帰還を果たす。 誰もが認める?本当に誰もが認めているだろうか。 誰よりもそれを素直に認められないのは自分の中にいる自分ではないだろうか。 自分の求めるものはこの程度に収まらない。 だか…

今日の一枚 2017.3.25

今日の一枚。 ただ待ち続けることに耐えられるかどうか。 いつやってくるかもわからない人を待ち、本当に芽が出るのかどうかわからない種を蒔く。 無駄と知りつつも風の便りを期待し、掘り起こしてみては種を眺める。 その時間が無駄かどうか、それを決める…

今日の一枚 2017.3.24

今日の一枚。 柔軟な力。 強大なものへの服従と忠誠。 力によって服従させ、忠誠を誓わせたのではなく、おのずとその状態になっているだけ。 力には様々な形があることを知っているだろう。 ぶつかり合い、ぶつけ合い、勝敗を決するのもその形の一つ。 また…

今日の一枚 2017.3.23

今日の一枚。 錬金術の時間。 人のノウハウを学ぶのはそのくらいにしておくべき。 そこにはヒントはあるかもしれないが、答えはない。 そろそろ自分なりの錬金術を試してみるとき。 材料とノウハウとテクニックは十分にそこにある。 自在になんでも好きなだ…

今日の一枚 2017.3.22

今日の一枚。 いつの間にか置いて行かれてしまうのではないかという不安。 のけ者にされてしまうのではないかという疑心。 比べて追い越そうとして大切なものを見失わないこと。 他者の器を知ることは己の器を知ることにもつながる。 その逆もまたしかり。 …

今日の一枚 2017.3.21

今日の一枚。 目に見えるからこそ恐れる。 一歩踏み外せば奈落の底に落ちてしまいそうな綱渡りであろうとも、足元が見えなければなんということはない。 地面から5センチの綱渡りであろうと、地面から500メートルの綱渡りであろうと、足元が見えなければ同じ…