今日の一枚 2017.5.17
今日の一枚。
道はいずれは開くもの。
どれだけ路頭に迷おうとも、どれだけ回り道しようとも。
いずれは必ずその道にたどり着く。
すんなりたどり着く道もあれば、苦難の末にたどり着く道もある。
それはそれ、必ずいつか辿りつくと信じてさえいれば、早い遅い、近い遠いなど大した問題ではない。
どんな歩き方をしようとも、必ずその道は見えてくる。
<日本の神様カード 猿田毘古神 さるたびこのかみ>
今日の一枚 2017.5.16
今日の一枚。
常に輝けるように己を磨き続ける。
いつでも立ち上がれるように、いつでも応えられるように。
自己鍛錬はいつでも欠かすことはなく。
己を磨くことを生きがいとするのもまた大いによろしい。
ただ、磨かれ研ぎ澄まされた刃は眺めるためにあるのではない。
刃は刃としての役を遂げるためにある。
いつまでも鞘に収まるだけの刃はいずれ朽ちるだけの代物。
<日本の神様カード 金山毘古神 かなやまびこのかみ>
今日の一枚 2017.5.15
今日の一枚。
もし、今そこになんの制限もないとしたら、なにをするだろうか。
なにをしてもかまわないとしたら。
きっとやってみたかったことをするのではないか。
当然ながらやりたくないことはやらないのではないか。
しかし、やってみたいことをやらず、やりたくもないことをやる。
それが今の現実なのではないだろうか。
現実とはそれほどまでになにかに制限されたものなのだろうか。
誰がその制限を設けたのだろうか。
また誰がその制限を厳格なルールとして見張っているのだろうか。
<日本の神様カード 鳥之石楠船神 とりのいわくすふねのかみ>
動物の話
先日、山菜を採りに山中へ踏み込んでみた。
思いがけずタラの木が群生しているスポットを発見し、タラの芽をたくさんいただいてきた。
いろいろと口にする山菜の中ではタラの芽が最もパワフルな気がする。
パワフルという意味においては、行者ニンニクが一番かもしれないが、あれは別格なので今回の基準からははずす。
経験上、タラの木が群生しているスポットには必ずヘビがいる。
という自分のセオリー通り、今回も大きなアオダイショウと出会うことができた。
頭からしっぽまで2メートルくらいはあっただろうか。
とても美しいヘビだった。
しばらく見つめ合ってしまった。
アオダイショウに触れると、ガラガラヘビのように体を振って音を出すことがある。
初めてその音を聞いたときは、かなり驚いた。
これはアオダイショウではなくガラガラヘビなのではないか?と思ったほどだ。
後に調べたところによると、アオダイショウも怒ると音を出すことがあるということがわかり、安心した。
生物は奥深く、まだまだ知らないことが多く、大変勉強になる。
ヘビを見かけたら触りたくなってしまう。
ひんやりとしてつるっとした感触がなんともいえない。
当然、今回出会ったアオダイショウにも触れてみたい欲求がこみ上げてきたが、無駄に怒らせるのも失礼な話なので、そっとしておくことにした。
気高く美しいものには触れたくなる。
が、触れることでなにかが傷ついてしまうのならば、それはなされるべきではないのだ。
少し離れたところには産卵期の立派なアマガエルがいた。
アマガエルはとても美しい。
どんなカエルよりも、アマガエルがもっとも美しいと思う。
アマガエルはすべてのバランスが整ったカエルなのだ。
目を見ると、おさわりオッケーと言っている気がしたので、このカエルには遠慮なくさわった。
動物の話のついでに。
思うところあって、エゾアカガエルとエゾサンショウウオを卵から孵して飼育している。
ふ化した後はどちらもすくすくと成長している。
エゾアカガエルの幼生。
簡単に言うとエゾアカガエルのオタマジャクシ。
以前から飼育しているアカハライモリも、今年も産卵シーズンを迎え、あちこちに産卵しているのを見かけた。
が、これ以上飼育個体数を増やしても仕方がないので、しばらく放置していた。
しかし、それでもあらゆる困難を乗り越えてふ化してしまう個体が何匹かいて。
ふ化してしまったものはしょうがない、ということで、すくい上げて親イモリとは別に飼育することにした。
アカハライモリは産卵されている同種の卵を平気で食ってしまい、そのへんを泳いでいる同種の幼生も平気で食ってしまう。
なんとも野生的な生物なのだ。
が、自然界ではそうやって個体数が無駄に増加するのを抑えているのかもしれない。
弱い個体、運のない個体は淘汰され、強い強運の持ち主だけが成体になってゆくのかもしれない。
上がサンショウウオの幼生。
下がアカハライモリの幼生。
卵の大きさが違いすぎるので、生まれた時点でのサイズも違いすぎる。
今日の一枚 2017.5.14
今日の一枚。
逆転の発想を見つけること。
ただそこにあるものを、ただ見つめることは重要。
しかし、ときにはそれを疑い穿った目で見ることも重要。
ただ、どちらの視点も地に足がついていてこそ。
地に足がつかないならば、いっそのこと宙で逆立ちしてみるのもまた一興。
<RIDER-Waite TAROT 吊された男>