今日の一枚 2017.5.26
今日の一枚。
ときには目に余るものだけが目に付くものだけれど。
それもまたしょうがないこと。
こうあるべきという自分の型はだれにでもあって、だれでもひとのことを自分の型にあてはめたくなるものだから。
ひとを自分の型にあてはめたくていろんな手を尽くすけれど、やっぱりひとはひとだから、自分だけの型には納めることができなくて、ひとはひとなりの型になってゆくものでしかなくて。
三角の型もあれば、四角い型もあって、それはどちらも互いに当てはまるものではなくて、なかなかうまくかみ合わなくて。
ただ、だれでもいずれさいごは角がとれてまるくなって元の型がどんなだったかさえわからなくなってしまう気がする。
そうなるまでにはずいぶんと時間が必要なのかもしれないけれど。
自分はこう、だから人もこうあるべき、と思えるのも今だけのことなのかもしれない。
<日本の神託カード 時を見守るまりも>