ain't that just the way

よしなしごとをそこはかとなく

今日の一枚 2017.7.5

今日の一枚。

 

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抜け目なくあざとい。

そんな生き様はしたくないと思うほどの恥ずかしい生き様。

しかし、それはあくまで主観。

商売における勝者とはいつでもそういうものであり、それを羨む者すらいる。

物売りの世界においては恥ずかしくもなんともない生き様。

逆の視点から見れば、なぜわざわざぼろをまとい不自由な生活を好むのかがわからないだろう。

むしろたいして経済に貢献もせずに身の保証ばかりを叫ぶ様が恥ずかしく映ることだろう。

他者の生き様はそう簡単に否定できるものではない。

 

<RIDER-Waite ソードの7>

今日の一枚 2017.7.4

今日の一枚。

 

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傲慢であることと自分らしくあることは紙一重でありながら異なる。

自分はこうあるべきと思うことと、自分はこうあってもよいのだと思うこと、それもまた異なる。

傲慢であることは悪ではない。

人の行いに傲慢でないことはない。

行いは必ずなにがしかに影響を及ぼすもの。

その影響がどういうものかなど起こってみなければわからないもの。

正しい道を歩みたいと願うならば、その道がどういう道なのかを定義しなければならない。

聖者とはその定義自体があいまいなものだから。

 

<RIDER-Waite TAROT 塔>

今日の一枚 2017.7.3

今日の一枚。

 

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それは本当の気持ちなのだろうか。

周りを慮って本当の気持ちを晒すことを遠慮していないか。

無理に楽しいふりをしていないか、無理にうれしいふりをしていないか。

そのふりに疲れていないだろうか。

生きることは疲れることもあるけれど、疲れるために生きているのではない。

そこに自分一人しかいないとしたら、なにをするだろうか。

自分一人ならばどう振舞うだろうか。

それを知るだけでも価値のある経験なのではないだろうか。

 

<日本の神託カード 真直ぐな鬼神>

今日の一枚 2017.7.2

今日の一枚。

 

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突き刺さるような言葉でさえも、人を思えばこそなのかもしれない。

その意味を考えたくもないような辛辣な言葉でさえ、その裏側には大切なことがある。

ただむやみに聞き流すことなかれ。

ただ耳を傾けてその言葉のなかにある本当の価値を見出すことにこそ関わりの意味がある。

まずは耳を傾けることだ。

ひとつひとつの言葉の意味をかみ砕いてかみ砕いて己のものにする。

自分には関係ない話、と判断した話に耳を傾けることにこそ、美しい言葉にふれる機会がある。

 

<日本の神様カード 思金神 おもいかねのかみ>

今日の一枚 2017.7.1

今日の一枚。

 

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前だけ向いていられればそれに越したことはないけれど。

ときに振り返ってしまうから辛くなる。

辛くなることはわかっているのに振り返ってしまう。

思い出しただけでも辛くなるほどに辛いことがあったからこそわかる。

そのときどうするべきだったのか。

それともどうしようもなかったのか。

答えはすでにできあがっているのだろう。

ならば今はそれを肯定して前を向くだけだろう。

 

<日本の神様カード 火之迦具土神 ひのかぐつちのかみ>